このページでは天花 (朝ドラ)について情報を集めています。
本作は多くの問題を持ったまま日本放送協会|NHKの全国ネットで、しかも連続テレビ小説|朝の連続テレビ小説という伝統のある枠で放送が開始され、最終回までその問題群が解決されることはなかった。これは、昨今の慎重に管理された大多数のテレビドラマの制作状況を鑑みるに、NHKにおけるドラマ制作に対する姿勢が世に問われる「事件」と呼ぶに値する事象であった。その問題の概要... 続きは下のメニューからどうぞ。

メニュー
天花 (朝ドラ) / 概要 / スタッフ / キャスト / 「天花」をめぐる問題 / 外部リンク

スポンサード リンク

「天花」をめぐる問題


本作は多くの問題を持ったまま日本放送協会|NHKの全国ネットで、しかも連続テレビ小説|朝の連続テレビ小説という伝統のある枠で放送が開始され、最終回までその問題群が解決されることはなかった。これは、昨今の慎重に管理された大多数のテレビドラマの制作状況を鑑みるに、NHKにおけるドラマ制作に対する姿勢が世に問われる「事件」と呼ぶに値する事象であった。その問題の概要は下記のとおりである。

脚本の問題


  • 1.ドラマの流れの中でのイベント消滅  
    :数々のイベントが主人公天花の周囲で発生するが、それがドラマ展開に繋がることなくいつの間にか消滅、もしくは別のイベント発生により埋没してしまう事象が多発した。このような「伏線張りっぱなし」は他のドラマでも1作において1〜2回は発生するとりたてて珍しい事象ではないが、同一作品内で恒常的に多発し、その傾向が修正されないまま最終回を迎えた例は稀有である。;2.他の登場人物による主人公への肯定と賛辞によるイベント消滅
    :ドラマ進行に従い、主人公天花は数々の危機的なイベントに遭遇するが、上記1)のマクロ的な要因以外に「天花ちゃん、間違ってないよ」「天花は凄い」という周囲の登場人物による一方的な天花への肯定と賛辞に埋没して主人公の失態が消滅してゆく、というミクロ的要因が存在する。
    :結果的に、主人公が危機的イベントを克服する事により生じるドラマ(カタルシス)も、ドラマ内での主人公の成長も、本作では描かれ得ない、というテレビドラマでは非常に稀有な環境が形成されている。結果的に、視聴者の登場人物への感情移入や共感を著しく妨げている(なお、天花役の藤澤恵麻本人も、天花の行動にあまり共感できなかったと言う)。;3.距離的「枷」の消滅
    :仙台を舞台に始まった本作は、天花一家の東京吉祥寺への引越しにより、天花一家と天花の両親の実家がある仙台との間に、物理的な距離が生じた。しかし、吉祥寺の天花一家も仙台側の登場人物も「前のカットで吉祥寺(昼間)にいたら、次のカットで仙台(同日の昼間)に移動している、もしくは仙台から吉祥寺へ移動」が頻繁に発生し、物理的距離の「枷」が全く機能しない現象が発生した。これは視聴者を不要に混乱させただけでなく、脚本家が設定した物理的距離というドラマ的な仕掛けを自ら否定する皮肉な結果となった。
    :また登場人物の中で特に主人公天花が頻繁に仙台=吉祥寺を往復しており、その交通費は莫大になると考えられる。が、ドラマ前半では学生、後半は経営不振の保育園の新人保母と金銭的に潤沢とは考えにくい彼女が、どのようにその旅費を工面したか、は劇中では明らかになっていない。他にも、「ドラマ上で存在意義が不明なキャラクターの登場と退場」「『世の中には不思議な事があるものです』等のナレーションや『だって天花ちゃんだからね』等のセリフのみで説明される奇抜な急展開」「多くの視聴者に理解困難な登場人物の性格設定とその言動」「登場人物の行動動機が説明不足」等の上記3点以外にも多数の深刻な問題点が本作脚本には存在する。本作脚本担当の竹山洋は、本作以前にNHKでは朝ドラで「京、ふたり」、大河ドラマで「秀吉 (NHK大河ドラマ)|秀吉」、「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」を担当しているベテラン脚本家であるが、大河ドラマの2作品では視聴率的に好成績であった一方、その強引なドラマ展開に批判的意見が呈されていた(その傾向は特に「利家とまつ」において顕著)。本作の脚本における問題点の多さから考察すると、竹山の「天花」脚本への起用に当たり、NHKドラマ部門が大河ドラマ2作品での竹内脚本への批判に対して、「高視聴率脚本家」と「問題作家」というの彼の2つのポイントに対して、どの程度の注意をはらって研究と対策を講じたのか疑問である。しかしながら、今までの竹山のキャリアを鑑みれば、ここまで問題山積の脚本を書いてくることは、NHKの立場になって考察すれば事前に予想しにくいと考えられ、その点はNHKにも同情の余地はある。

    プロデュース機能の問題


    上記脚本家を起用した事、明らかに問題を抱えた脚本に対して撮影をOKした事、放送開始直後より民間放送のワイドショー等でとりあげられるほどその完成度に対して疑問が呈されていたにもかかわらず修正ができなかった事、本作に演技未経験の藤澤恵麻を起用した事(後述)は、NHKドラマ部門のプロデュース機能が本作において正常に作動していたかどうか、疑問を投げかけられてもやむを得ない。

    キャスティングの問題


    主人公天花を演じた藤澤恵麻の演技の拙さについて本放送中から朝ドラファンの一部より非難が出ていた。が、朝ドラの主演女優はオーディションによって演技未経験者が選ばれた事例が過去にもあり、彼女が本作で選出された事自体は不自然な事ではない。かつ上記の「脚本の問題」を考慮すれば、本作がデビュー作となった彼女にも大いに同情の余地はある。とはいえ、問題山積な本作において、さらにその傷口を広げるように演技未経験の藤澤をNHKがなぜ選択したのか、という点は疑問として残る。

    ロケ地の問題


    宮城県内だけでも天花のロケ地を全て回ろうとすると困難を極める。
    西には西仙台ハイランド駅があり、東には石巻市の小竹浜漁港がある。
    つまり宮城県を東西横断することと同義である。特に後者小竹浜漁港は遠く石巻市にあるにも関わらず「仙台市郊外」として登場しているなどロケ地設定にも大いなる問題が存在する。
    大間町西側の海沿いに集中していた私の青空と対照的である。

    仙台市側の問題


    天花の舞台となった仙台市側にも少なからず問題がある。「天花を応援する市民の会」を設立し積極的なPRを図ろうとしていたものの、いざ放送が始まると会設立の趣旨に反する批判、酷評ばかりが寄せられることとなった。また仙台駅観光案内所脇に天花のロケ地をしめすマップパネルが飾られていたが、「天花を応援する市民の会」が2005年3月31日に解散したのと同時に撤去され、この時点から仙台市青葉区 (仙台市)|青葉区内において天花に関する物を探すのが不可能に近い状態となった。

    Quotation:Wikipedia - Article - History  License:GFDL

  • スポンサード リンク


    関連商品

    いろいろリンク