ストーリーテラー
: アバンタイトル以外にさりげなく出演している事がある。「恐怖の手触り」の電話をかけている男や、桜田淳子が主演の「ゴミが捨てられない」では公園にいる警官、「噂のマキオ」の本屋の主人など。
ストーリーテラーの内容
「世にも奇妙な物語」の中では欠かせない話の概要を話す語り部。出生時期は不明だが、この世の中にいるごく普通の人たち(物語の主人公たち)を「奇妙な世界」へ誘う案内人というもうひとつの顔があり、2006年(15周年の特別編)現在は悠におよそ400人もの人たちを「奇妙な世界」へと連れて行っている。今までは(第一期〜第二期)正体は明かされていないが、第三期のオープニングでストーリーテラーの正体が「不幸の猫」と言われる(言い伝えられている)黒猫だというのが明かされた。ストーリーテラーの衣装は、レギュラー放送時代(1990年4月19日〜1992年9月17日)はスーツにネクタイという着こなしだったが、「1991年冬の特別編」からタキシードに蝶ネクタイという着こなしになっている。1991年冬の特別編では白いタキシードに赤い蝶ネクタイ、同年の春の特別編では黒のタキシードに赤い蝶ネクタイだが、その後から黒いタキシードに黒い蝶ネクタイという着こなしになっている(特別編でスーツにネクタイだった回もある)。不条理な物語をストーリーテラーが牽引するという構成は、往年の「ヒッチコック劇場」にそのルーツを見ることが出来る。同番組では監修のアルフレッド・ヒッチコックがプロローグとエピローグに、それぞれのエピソードに沿った衣装や役割で登場し、観客を物語へ誘う。タモリのストーリーテラーも初期はヒッチコックに近い印象の出演が多かったが、次第にオリジナリティを発揮して独自のキャラクター像を作り上げていった。ストーリーテラーのタモリは初期の頃はシリアスな語りであったが、後にいろいろとひどい目に遭っていて、1990年秋の特別編のアバンでは(詳しくは「#アバンストーリー|アバンストーリー」の項を参照)宇宙空間に放り出された挙句地球へと落下して行ったり、「絶対イヤ!」のプロローグでは服や髪型をめちゃくちゃにされた。1991年1月24日放送の「忘れられたメス」の回のプロローグでは麻酔なしで開腹手術をした後そのまま(開腹したまま)放置され、しまいには同年5月30日放送の「切腹都市〜ハラキリシティー〜」の回のエンディングではサムライに首を切られるという大惨事にも遭ったが、次の回では生きているという「強運」というか「不死身」と言うしかいえない人物である。他にも、「言葉のない部屋」のエンディングでは骨董屋の主人に、その物語の主人公と同じ目に遭わされたり〈主人公は死亡〉「屋上風景」の回のエンディングでは鏡の中の「もう一人の自分」が出てきたり、「ルームメイト」の回では「幽体離脱」したり、「ズンドコベロンチョ」の回では話を途中で切られたり、「チャネリング」の回では壺から手が抜けなかったり等散々な目に遭っている。そう言うお約束的な事を見せる所が、タモリの芸風と言えよう。