このページでは古畑任三郎について情報を集めています。
階級は巡査。古畑の部下で、いい“いじめ相手”。第41回の時点で45歳で独身(らしい)。おでこの広さがチャームポイントで古畑によく叩かれる。かなりおっちょこちょいな性格で、ほとんど捜査の役に立たないが、今泉の無意味な言動や行動が事件解決のヒントをもたらすことも多々あり、古畑にはある意味で認められている。 ; 古畑任三郎の登場人物#西園寺守|西園寺守 (石井正... 続きは下のメニューからどうぞ。

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作品の概要


第1シーズン


本作の記念すべき第1シーズン。タイトルは『警部補 古畑任三郎』として放送された。本作の基本的な設定を模索していたシーズンと言える。現在でこそ衣装は黒の襟無しシャツが定着しているが、このシーズンではストーリー毎にシャツの色が違ってた。(白、青、紫など)部下の今泉慎太郎は、古畑の助手的な役割が強い。また、第8回は三谷幸喜が脚本を務めた『振り返れば奴がいる』の後日談、もしくはパラレルワールド的要素を兼ね合わせた内容になっている。なお、この頃は今泉に「慎太郎」の名前がクレジットされていない(表記されるのは第2シーズン以降)。今泉のキャラクターが最もバランスの取れたシーズンでもある。特に第3回時点での今泉は普通の刑事であり、第5回では古畑に頼らず死亡推定時刻を導き出すなど、頼りないが、刑事としての一般的教養は持っているという感じであった。また、三谷幸喜、プロデューサーの関口静夫、監督の河野圭太が古畑任三郎 DVD(「すべて閣下の仕業」)のコメンタリーで語っているが、初めて撮影されたのは実際の放送順では第3回の古手川祐子編である。クランクインは 1993年12月で、4月スタートの新番組としては異例の早さである。メイン監督は星護だったが、星監督が当時別番組(『幕末高校生』)を担当していたため、初回を撮影したのは河野圭太だった。記念すべき放送第1回目の中森明菜編は制作順では第4回目で、星監督にとっては笑福亭鶴瓶編に続く2本目である(かつて鶴瓶自身は『パペポTV』内で自身の出演した「殺しのファックス」が1話になる可能性もあったが放送されなかったと語っている。ビデオ版ではこの回は第1巻の最初に入っている)理由は事件の発生順序参考。放送開始の1994年4月から警察官の制服が変更されたのだが、裏番組の『はぐれ刑事純情派』が早速同月開始のシリーズから新型制服を登場させていたのに対し、この第1シーズンでは制服警官は一貫して旧型制服を着用していた。



通算回 サブタイトル 犯人役(メインゲスト) 放送日 視聴率 備考
第1回 死者からの伝言 中森明菜 1994年
4月13日
14.4 % 後に無罪判決
第2回 動く死体 堺正章 1994年
4月20日
13.8 % ストーリー上では最初の事件
第3回 笑える死体 古手川祐子 1994年
4月27日
12.9 % 唯一、解決編直前にCMが入らなかった
第4回 殺しのファックス 笑福亭鶴瓶 1994年
5月4日
12.4 % 時系列では第1回の前
第5回 汚れた王将 坂東三津五郎 (10代目)|坂東三津五郎
1994年放送当時は坂東八十助(五代目)
1994年
5月11日
16.3 % 小説版未収録
第6回 ピアノ・レッスン 木の実ナナ 1994年
5月18日
13.4 %
第7回 殺人リハーサル 小林稔侍 1994年
5月25日
13.0 % 小説版未収録
第8回 殺人特急 鹿賀丈史 1994年
6月1日
16.6 % 『振り返れば奴がいる』と世界観を共有
時系列では第5回の直後
第9回 殺人公開放送 石黒賢 1994年
6月8日
14.8 % 小説版では古畑との対決がない
唯一、古畑と犯人が解決編で初めて顔を合わせる
第10回 矛盾だらけの死体 小堺一機 1994年
6月15日
15.2 %
第11回 さよなら、DJ 桃井かおり 1994年
6月22日
15.1 % 「赤い洗面器の男」の話が初めて話される
第12回 最後のあいさつ 菅原文太 1994年
6月29日
12.3 % 桑原万太郎が初登場

第2シーズン


タイトルを『古畑任三郎』に改めてのレギュラー放送。シリーズとしてのフォーマットが決定したシーズンと位置付けられる。芳賀が捜査に参加するようになって、今泉はどちらかというとドジさが強調されるようになってしまった。また第1回目の明石家さんま編は実際の撮影順では1本目ではなく、沢口靖子編が初回でクランクインは1995年10月である。余談ながら、第21回「魔術師の選択」の犯人役である山城新伍は刑事コロンボの第38話で犯人役(ウィリアム・シャトナー)の吹き替えを担当しており、両作品の「犯人役」を経験した事になる。第19回「VSクイズ王」でファルコンの定理(この番組中に出た架空の定理)はまだ誰も解いていないとしていたが、時系列上、前になる第13回「笑うカンガルー」において解かれたことになっており、矛盾が生じている。第20回「動機の鑑定」の冒頭で過去の事件の証拠品として「壊れたカスタネット」を挙げているが、第1シーズン - 第2シーズンにおいてそのような事件はない。「古畑任三郎 VS SMAP」で稲垣吾郎がカスタネットを壊すシーンがあるが、決定的証拠とは言い難く、また西園寺が捜査に参加しているため「動機の鑑定」より後の話である。後述の「幻のエピソード」の物とも考えられるが、真相は不明である。



通算回 サブタイトル 犯人役(メインゲスト) 放送日 視聴率 備考
第14回 しゃべりすぎた男 明石家さんま 1996年
1月10日
25.4% 芳賀啓二が初登場
放送時間の拡大版
第15回 笑わない女 沢口靖子 1996年
1月17日
20.8%
第16回 ゲームの達人 草刈正雄 1996年
1月24日
22.7%
第17回 赤か、青か 木村拓哉 1996年
1月31日
26.1% 古畑が唯一犯人に手を上げる
第18回 偽善の報酬 加藤治子 1996年
2月7日
26.6% 犯行シーンは存在するが、凶器が解決編まで明かされない
第19回 VSクイズ王 唐沢寿明 1996年
2月14日
26.0%
第20回 動機の鑑定 澤村藤十郎 1996年
2月21日
24.3% 唯一犯人の実名が不明
第21回 魔術師の選択 山城新伍 1996年
2月28日
27.8%
第22回 間違えられた男 風間杜夫 1996年
3月6日
26.5% 犯人は二人殺害しているが、最初の犯罪は明かされずに終わる
第23回 ニューヨークでの出来事 鈴木保奈美 1996年
3月13日
26.9% 既に無罪が確定している
事件風景がない完全な安楽椅子探偵方式

第3シーズン


「今までとは違う古畑」を志向したシーズン。事件、殺害方法に様々な趣向を凝らし、古畑が全く捜査に参加しない、更には事件そのものが発生しないなど、今までの本作におけるお約束的な流れを無視する実験的な話が多くあるのが特徴。西園寺、花田の新レギュラー投入、視聴者からの葉書(無論演出でありスタッフが作成)を読む、など新しい試みも行っている。連続ドラマとしては異例の、スペシャル(第27回)放送の翌週からのスタートとなり、西園寺と花田が参加して初のレギュラーシーズン。西園寺にワトソン役を分担させた結果、今泉の設定は完全にお笑い担当(コメディリリーフ)となった。花田のキャラクターは視聴者の視点を持ち、解決編前に事件のあらましを整理し、説明する役割として設定された。この種のキャラクターは1970年代のアメリカドラマなどで用いられた手法であり三谷もその効果を狙ったものと思われる。第37回・第38回は編成上2時間スペシャルが組めない事などから前・後編の体裁になった。また、一部のサブタイトルが後に変更になっている。※表中のサブタイトル欄の括弧内は放映時に新聞のラテ欄に表記されていたもの。




通算回 サブタイトル 犯人役(メインゲスト) 放送日 視聴率 備考
第28回 若旦那の犯罪 市川染五郎 (7代目)|市川染五郎 1999年
4月13日
25.5% 15分拡大版で放送
第29回 その男、多忙につき
(忙しすぎる殺人者)
真田広之 1999年
4月20日
24.5%
第30回 灰色の村
(古畑、風邪をひく)
松村達雄 1999年
4月27日
22.1% ビデオでは岡八朗のクレジットも追加
第31回 古畑、歯医者へ行く
(アリバイの死角)
大地真央 1999年
5月4日
26.0%
第32回 再会
(古い友人に会う)
津川雅彦 1999年
5月11日
27.8% シリーズ中、唯一未遂で終わる
第33回 絶対音感殺人事件 市村正親 1999年
5月18日
24.6%
第34回 哀しき完全犯罪 田中美佐子 1999年
5月25日
23.7%
第35回 頭でっかちの殺人
(完全すぎた殺人)
福山雅治 1999年
6月1日
26.2%
第36回 追いつめられて
(雲の中の死)
玉置浩二 1999年
6月8日
23.8% 全編飛行機内(のセット)でのシーン
第37回 最も危険なゲーム・前編
(最後の事件)
江口洋介 1999年
6月15日
23.2% 前後編
第38回 最も危険なゲーム・後編
(最後の事件)
1999年
6月22日
28.3%

スペシャル


単発的に放送される。通常は1時間の放送だが、スペシャルでは2時間以上にわたる長編になる(但し、第24回のみ2時間以上のスペシャルではない)。第26回では、シリーズ初となる三谷幸喜自身による自作解説が冒頭に挿入された(ビデオ及びDVDにも収録)。また、この回に西園寺が初登場。第27回に2度目の登場を果たし、第3シーズンに正式なレギュラーとなる。第27回に花田が初登場。第3シーズンから準レギュラーとなる。

第39回は、第26回と同様に番組冒頭で三谷幸喜による解説が入る予定であったが、時間枠の都合上カットされた。その部分は後に発売されたDVDに「幻のオープニング」としてセル版にのみ収録されている。また、本来はこの第39回によって古畑は完結する予定であったという。



通算回 サブタイトル 犯人役
(メインゲスト)
放送日 視聴率 備考
第13回 笑うカンガルー 陣内孝則 1995年
4月12日
18.8% 初めて海外が舞台となった
解決前に画面が暗転しない
第24回 しばしのお別れ 山口智子 1996年
3月27日
34.4% 90分スペシャル
第26回 古畑任三郎 vs SMAP SMAP 1999年
1月3日
32.3%
(22.7%)
西園寺守が初登場
初めて犯人が実在の人物
冒頭で三谷幸喜が解説
2006年10月9日に「ドラマレジェンドスペシャル」第一弾として再放送された
( )は再放送時の視聴率
第27回 黒岩博士の恐怖 緒形拳 1999年
4月6日
25.6% 花田が初登場した春の特番(この時点では名前は付いていない)
第28回の1週間前だが単発
第39回 すべて閣下の仕業 松本幸四郎 (9代目)|松本幸四郎 2004年
1月3日
20.0% 古畑の判断ミスにより犯人の拘束に失敗した希有なケースであったことが後に語られる
脚本の都合により今泉、西園寺が登場しない
(後付番組「#巡査・今泉慎太郎|今泉慎太郎」には登場)

ファイナル


シリーズ完結篇。前回の「すべて閣下の仕業」で本来の完結を迎えられなかった事から、その名もファイナルとして正式な完結篇の位置付けとなった。放送前から「古畑ついに完結」とスポーツ新聞|スポーツ紙を賑わせ、「終わらないでほしい!」というファンが後を絶たなかった。第40回は、この作品の中でも衝撃的なトリックなど、特にファンからの評価が高い回で放送まで犯人が明かされない趣向であったが、三谷本人にそのような意思は無く、朝日新聞に自身が連載しているエッセイ「ありふれた生活」の中で犯人を明かしている。同様に第40回の裏番組では、同じ三谷幸喜脚本の大河ドラマ『新選組!』の続編(NHK大河ドラマでは史上初)『新選組!! 土方歳三 最期の一日』が放送された。なお、視聴率はこの回(第40回)は21.5%だったのに対し『土方歳三〜』は9.8%と振るわず、これに関してフジテレビ側は「調整が間に合わなかった」(日付を移動したらクロスネット局であるテレビ大分・テレビ宮崎で同時ネットができなくなることもあるだろうが)と謝罪しており、三谷ファン泣かせな編成となった。本作の打ち上げは1月10日に行われた。出席者は主演の田村正和他、イチロー、松嶋菜々子、そして小林隆、だいぶ遅れて石井正則が出席。簡潔なスピーチやビンゴ大会が執り行われた。出席した小林曰く、「大人の雰囲気」だったという。




通算回 サブタイトル 犯人役(メインゲスト) 放送日 視聴率 備考
第40回 今、甦る死 藤原竜也
石坂浩二
2006年
1月3日
21.5% 唯一、真犯人が伏せられていた
第41回 フェアな殺人者 イチロー 2006年
1月4日
27.0% イチロー初の台詞付きの本人役
第42回 ラスト・ダンス 松嶋菜々子
(双子役の二役)
2006年
1月5日
29.6% ラストまで犯人だけでなく被害者も伏せられていた

総集編


第2シーズン終了後に放送された特別編。古畑が突如として消息を絶ち、刑事仲間や第24回までの犯人たちにインタビューしてその行方を追うというストーリーを軸にした総集編である。インタビュー場面は新たに撮りおろしされたものだが、古畑役の田村の撮りおろしのシーンはない。番組のラストで古畑は、小石川ちなみの別荘の地下室に、今泉の不注意によって数日間閉じ込められていたところを発見されるが、好物のチョコレートを持っていたのでなんとか一命は取り留めた(この地下室は第1回の事件現場でもある)。



通算回 サブタイトル 犯人役(メインゲスト) 放送日 視聴率 備考
第25回 消えた古畑任三郎 西村雅彦 1996年
4月9日
22.6% 第1 - 第24回までの犯人役全員出演

巡査・今泉慎太郎


本作の番外編として、今泉を主人公として作られた10分番組。第1シーズン第12回で尺に数分の余りが出たので、研究室での今泉と桑原技官のやりとりを加えたところ好評だったため、第2シーズンとあわせて制作され、本編が放映された直後の深夜にオンエアされた。第12回のときの桑原はマッドサイエンティストの趣が強かったが、第2シーズン以降の桑原は性格が明るくなり、今泉より年下(学年は同じ)という設定になった。第3シーズンでは制作されなかったものの、2004年のスペシャル「すべて閣下の仕業」で復活した。しかし、桑原役の伊藤俊人が死去していたため、今泉・西園寺・向島・花田兄の四人となった。なお、この作品で古畑任三郎のテーマとして番組の冒頭に流れている音楽が「今泉君を讃える歌」という古畑作詞の曲であることが明かされる(この曲は西村雅彦の『DECO』というアルバムにも収録されている)。ビデオ化された際は「今泉慎太郎」単独でのリリースだった(全2巻)が、単独でのDVD化はなされず、「古畑任三郎」第2シーズンのDVDに同時収録されている。なお、第12回「今泉慎太郎 大空の怪事件」は、ビデオ・DVD共に「古畑任三郎 すべて閣下の仕業」と同時収録になっている。
通算回放送回サブタイトル放送日
第1回第14回帰って来た慎太郎の巻1996年1月10日
第2回第15回慎太郎怒るの巻1996年1月17日
第3回第16回慎太郎名推理の巻1996年1月24日
第4回第17回ライバル登場の巻1996年1月31日
第5回第18回慎太郎危機一髪の巻1996年2月7日
第6回第19回まいったぜ慎太郎の巻1996年2月14日
第7回第20回負けるな慎太郎の巻1996年2月21日
第8回第21回フニャフニャ慎太郎の巻1996年2月28日
第9回第22回箱入り慎太郎の巻1996年3月6日
第10回第23回慎太郎逆襲の巻1996年3月13日
第11回第24回さらば慎太郎の巻1996年3月27日
第12回第39回大空の怪事件2004年1月3日


Quotation:Wikipedia - Article - History  License:GFDL

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