キャスティング
前年のテレビドラマ『古畑任三郎|警部補古畑任三郎』の成功により、この作品から三谷自身の発言権が増え、キャスティングに際して、三谷の希望がかなりいれられたという。そのため、松本幸四郎 (9代目)|松本幸四郎、山口智子、鈴木京香、筒井道隆といった有名俳優の他、小野武彦、梶原善、伊藤俊人、田口浩正、白井晃といった実力派の舞台役者が出演し、話題になった。音楽は服部隆之が担当。これが三谷×服部コンビによる最初の作品となった。恋愛に重点をおかず、ほとんどがレストランの中に限定された舞台設定は、放映当時のドラマとしては珍しかった。また、重厚なストーリーを出すために、ナレーションを取り入れた。ナレーションは、暖かいほのぼのした語り口の森本レオが担当した。ちなみに、このドラマの主題歌「Precious Junk」は、当時まだ無名だった平井堅のデビュー曲である。毎回のエンディングに流されていたこの曲だが、後の平井との対談で三谷は、当初ドラマのイメージと全く異なる楽曲であったと平井に話している。また、曲のサビ入り部分でのカットに毎回の放映時、誰が映るのか、キャストの間でちょっとした話題になっていたとも話している。