概説
京都市立伏見工業高等学校ラグビー部と同部監督で元日本代表ラグビーのポジション|フランカーの山口良治をモデルとして、作家・馬場信浩が執筆した小説『落ちこぼれ軍団の奇跡』を基に制作されたフィクションドラマ。ラグビー部が全国優勝を果たすまでの軌跡を描くことで、健全な生徒の育成に取り組もうとする教師と生徒の葛藤と成長を表現したドラマである。ドラマの舞台は神奈川県内の川浜市という架空の市となっている(ロケは川崎市の周辺が多かった)。また、ラグビー部が全国優勝した頃の同校が、常に生徒の非行問題が絶えなかったというのも小説の中のみの事である。元日本代表の大八木淳史や平尾誠二がモデルとなる人物が登場しており、高野浩和演じたイソップも、脳腫瘍で没した実在の部員がモデルである(ノベルでは小人症による病気で死去となっており、山口が講演会で「小人症の選手でも懸命に行う姿が〜」と語っているため、脳腫瘍はフィクションの可能性もある)。大映ならではの大げさな演技や強烈な展開と演出で人気を博した。当時としては異例で、土曜日に最終回を迎え、日曜を挟んで月曜には再放送(関東地区)が始まったことからも本作の人気のほどが窺える。