概説
沖縄県|沖縄と東京を舞台にヒロイン・古波蔵恵里|古波蔵(上村)恵里(国仲涼子)の人間的な成長物語を中心に、上村文也(小橋賢児)との恋の行方、両親や兄弟、祖母など主人公を見守る家族との強い絆、個性的な一風館の住人達や、看護師として働く職場の人々の人間模様を描いた群像劇。視聴者からも好評を得ており、日本放送協会|NHKが開局記念番組|テレビ放送50周年を記念して2003年に行った「もう一度見たいあの番組リクエスト・連続ドラマ部門」で1位に輝き、人気の程を伺わせた(大河ドラマ部門での第1位は「独眼竜政宗 (NHK大河ドラマ)|独眼竜政宗」。ちなみに、村田雄浩は両方に出演している)。この影響もあってか、全話を収録したビデオ・DVDが発売された。完全版の商品化は、連続テレビ小説としては『おしん』に続き2作目となる。また、2004年4月から9月までNHK衛星第2テレビジョン|BS2で全156話のアンコール再放送が放送され、(SKY PerfecTV! チャンネル一覧|LaLa TV)においても2005年4月〜9月に続き、2006年4月から9月まで再放送された。平均視聴率は22.2%、最高視聴率は29.3%。2003年3月31日から4月28日(3月31日は2本立て)までNHK総合テレビジョン|総合テレビの月曜ドラマシリーズとして続編の「ちゅらさん2」(全6話)が放送され、更に2004年9月13日から10月11日まで続々編「ちゅらさん3」(全5話)が放送された。日本放送協会|NHKドラマの続編(パート2)は2000年放送の「私の青空」の続編「私の青空2002」以来2作目、続々編(パート3)は史上初の出来事である。続編によって朝ドラだった部分は一応「パート1」とされている。2007年1月に土曜ドラマ (NHK)|土曜ドラマでパート4を2回シリーズで放映。朝ドラの続編としてはロングラン記録を更新したこととなる。ただし徐々に放送時間は減っている。
:パート1 15分×156話 計 39時間(1週分は15分×6話で90分)
:パート2 43分× 6話 計 4時間18分(朝ドラ換算で約3週分)
:パート3 43分× 5話 計 3時間35分(朝ドラ換算で約2.5週分)
:パート4 58分× 2話 計 1時間56分(朝ドラ換算で約1.3週分)タイトルである「ちゅらさん」は美しいさま、立派なさまを褒め称えるときに使用する沖縄諸島|沖縄日本語の方言|方言(琉球語)の形容詞の終止形 (文法)|終止形で、近年では語幹の「ちゅら」に漢字で「美ら」と当てる場合をよく目にするが、それは本来の表記(清ら)から離れ、狭義の意味のみに着目した表記である。また、この言葉を「ちゅら」と表記するのも歴史的に最近のことで、平仮名表記を用いるのであれば「きよら」が伝統的仮名遣いとしては正しい(書き言葉「き」は話し言葉における口蓋化によって「ち」と発声する。他の例:今日(きょう)→ちゅー、兄弟(きょうだい)→ちょーでー)。なお、副音声の解説は朝ドラ版(第1シリーズ)だけで、第2シリーズ以後はステレオ放送のみ行われている。