連続ドラマ
主要登場人物
;久利生公平 - 木村拓哉(SMAP):27歳。ラフなジーンズにダウンパーカー姿の型破りな検察官(検事)で、秋霜烈日章(本来はスーツの襟元に着ける)は、普段はジーンズのポケットにしまい、検察官の身分を示す際(事情聴取や容疑者に処分を言い渡すなど)にだけ、ポケットから出して提示する。
:最終学歴は中卒。高校中退後大学入学資格検定|大検を経て司法試験に合格なお、久利生の合格した司法試験は、旧司法試験であると思われるところ、大検合格は、旧司法試験受験資格とは関係がない。大卒の学歴がないといいたいのであれば、司法試験一次試験から受験したという設定にすることが正しい。ただし、単純な設定ミスなのか、あえて視聴者に解りやすい設定にしたのかは不明である。、希望通り検事に任官した。
:最初の任地青森地方検察庁|青森地検から、代議士の汚職事件で沸く東京地方検察庁|東京地検城西支部東京地方検察庁|東京地検には「城西支部」という支部は存在せず、同様に山口地方検察庁|山口地検にも「虹ヶ浦支部」という支部は存在しない(そもそも「虹ヶ浦」自体が架空の地名)。なお、那覇地方検察庁|那覇地検には石垣支部が実在する。に異動。10話で外見や言動、過去の逮捕歴などがマスコミで非難報道され、最終話で那覇地方検察庁|那覇地検石垣市|石垣支部に左遷された(表向きは、報道とは関係ない人事異動)。特別編では、札幌地方検察庁|札幌地検を経て山口地方検察庁|山口地検虹ヶ浦支部へと異動し、最後は再び東京地検城西支部へ戻る。
:その経歴から、他の検事には無い独特の視点・洞察力を持ち、自らも現場に赴き捜査する行動派の検事。事件の大小にこだわらない考えを持ち、たとえ下着泥棒であろうと納得するまで徹底的に調べ上げ、石垣島時代にはスルメ泥棒を2週間掛けて捜査したというエピソードもある。
:中学の時から無類の通販グッズオタクで、石垣島に赴任して以降は釣りにも興じるようになった。
:過去に友人を庇って起こした傷害事件で逮捕されたことがあり、その際黙秘を通していたが、不起訴処分を受けている。その事件を担当した沼田検事の「事件を徹底的に調べる」という姿勢が、検事を目指すきっかけとなり、その後の検事としての久利生のバックボーンとなっている。;雨宮舞子 - 松たか子
:24歳(1976年10月15日生まれ - 第6話より)。中村美鈴検事の担当事務官。異動してきた久利生の担当も自ら志願して掛持ちすることになる(美鈴から「二股」と揶揄される)。
:自立したキャリア・ウーマンに憧れ、検察庁の内部試験による検事(副検事から検事となる道)を目指す。その事を江上に相談したことで、江上から恋愛感情と勘違いされたり、牛丸部長と検察上層部へ接待していた事で、部長との不倫疑惑を持たれる。
:当初は有能なやり手と想像していた久利生に対し、中卒というだけで能力に疑問を持つなど、社会的地位や世間体に重きを置く傾向にあったが、久利生と数々の事件に携わっていくうちに男性として意識するようになる。
:性格は極めて生真面目で、いつも自由奔放な久利生に振り回されている。だが第6話では久利生に影響されてか、通販で「見るからに怪しげな」ペンダントを購入している。学生時代には少林寺拳法をやっており、曰く『2級』(DVを受けた被害者を少林寺拳法に誘う場面も)。K-1が大好きな格闘技ファン。;中村美鈴 - 大塚寧々
:30歳。「被疑者をいじめること」にやりがいを見出す女性検事。美人で普段は猫を被っているが、性格は相当にキツい。同僚の芝山検事と不倫中。
:料理は下手で、リンゴの皮がうまく剥けず実を削り落としてしまい、剥いたリンゴを芝山に「耳」扱いされたことがある。久利生には好意的。;芝山 貢 - 阿部寛
:36歳。密かにタレント弁護士への転身を考えている検事。第4話で大手弁護士事務所からヘッドハンティングの話を持ちかけられるが、最終的に検事続行を決意する。
:既婚だが中村検事と関係を持っている。娘から電話が掛かってくると「パパでちゅよ〜☆」と語りかけるのが特徴。遠藤には「無駄にでかい」と言われる。実は、主任検事である。;遠藤賢司 - 八嶋智人
:25歳。芝山検事の担当事務官。検察内部の情報(主にゴシップネタ)に詳しく、芝山には情報屋のように思われている節があるが、非常に口が軽い。
:プライベートでは合コンに明け暮れているが、その際には「東京地検の遠藤検事」と名乗っている(本名が「賢司」なので嘘にはならない)。芝山からは「小さいの」と呼ばれ、芝山の足をよく踏む。;江上達夫 - 勝村政信
:32歳。東京大学|東大卒のエリート検事。「エース」と呼ばれることを本人は気にいっているが、周りから上手く操られている感も。
:雨宮事務官に好意を寄せるが、いつもカラ回り。八つ当たりの矛先は事務官の末次であるが、その末次からは影で「世間知らずなお坊ちゃん」と揶揄される。
:ピエロ役となることが多いが、検事としては非常に有能で、その功績からフランス大使館でのパーティ招待状を得ている。;末次隆之 - 小日向文世
:40歳。江上検事の担当事務官。牛丸部長曰く「若い人には無い味がある」ベテラン事務官。美鈴に好意を寄せているようだが、当の本人からは「セクハラで訴えてやろうかしら」と嫌がられている。
:江上の機嫌次第で、理不尽な内容、分量の仕事を突然言いつけられる。趣味は社交ダンスで、江上から「ダンサー」と呼ばれる。妻には逃げられ済み。;牛丸豊 - 角野卓造
:50歳。検事。城西支部刑事部長。久利生の直属の上司。元々個性豊かで曲者揃いの城西支部にあって、異色検事の久利生まで加わり胃腸薬を手放せない。
:保身大事の官僚的な検事だが、根は熱い心を持つ男。糖尿病の疑いがあると医者に脅されている。;鍋島利光 - 児玉清
:61歳。東京地検の次席検事。久利生が検事を目指すきっかけとなった沼田検事と同期で、久利生の東京地検異動に関与したと思われる台詞があるが、明確では無い。久利生に大幅な信頼を寄せている。
:マスコミ報道によって異動が決まった久利生を、最後まで庇おうとしていた。
検察以外のレギュラー
:東京地検城西支部の検事・事務官達が行きつけの、バー「St.George's Tavern」のバーテンダー。どんな注文(たとえそれが『寿司』でも)を受けようとも「あるよ」の台詞でお馴染み。バーのテレビにはいつも通販番組が流れており、彼自身も通販好きな様子(手が空いてる時にはテレビを眺めている)。同一人物かどうかは不明なものの特別編にも(虹ヶ浦にある居酒屋の店員として)登場し、お決まりの「あるよ」を披露してくれたが、ついに「ないよ!」というセリフを言ったことはファンにとっては衝撃的であった。なお、鍋島次席検事とは古くからの知り合いのようだ。
:何となく頼りなさげな守衛さん。城西支部襲撃事件でもピザ店員に扮装した犯人を確認もせずに通してしまい、制止も確保も出来ず逃走を許してしまった。しかし、夜遅くまで判例を調べる久利生が仕事に集中できるよう、片付けを手伝うといった一面も。
:第1話で久利生が担当した下着泥棒の事件に登場。久利生のおかげで、本人曰く「初めて犯人を逮捕」することとなる。その後の回にもたびたび登場し、久利生の部屋に泊まった雨宮の警護のため、一晩中ドアの外で立哨したこともある。
:久利生やバー「St.George's Tavern」のバーテンダーが良く見ている通販番組の吹き替えナレーター。
各話あらすじ&ゲスト
第1話
東京地検城西支部が密かに内偵を進めていた代議士の贈収賄事件が、佳境を迎えていた。午前8時、マスコミの注目を集める中、牛丸部長自ら中村検事・雨宮事務官を伴って収賄容疑で岬代議士を逮捕。同時刻、芝山・江上検事が事務官・警察を引き連れ、贈賄企業の強制捜査を行っていた。まさにその日、青森地検から一人の検事が城西支部に赴任した。周囲が収賄事件で盛り上がる中で、彼が担当したのは下着泥棒。事件に疑問を持った彼は独自に捜査をするが、彼の事務官を志願した雨宮は彼の経歴・姿勢に戸惑いを禁じえずにいた。;岬健介 - 清水章吾
:収賄容疑で逮捕された代議士。逮捕後にアリバイを主張する。
:下着泥棒の容疑で送検されてきたアニメオタク。性犯罪の前科はあるものの、警察が押収した下着はブルセラショップで買ったもので、犯人が乗り捨てた自転車も、盗まれた(被害届は出していない)と主張。メカに弱く、ビデオの留守録ができないとも主張する。
:田村が毎朝8時から録画しているアニメ。
:そのアニメのナレーション。
第2話
久利生の下に顔に殴られた痕跡のある被疑者が送られてきた。警察で「相手が殴りかかってきたので振り払ったら、階段から転落して死亡した」と供述した後は、一切の質問に黙秘を続ける。被疑者の父親の依頼で弁護に乗りだした大物弁護士、坂ノ上が正当防衛を主張するなか、久利生は被疑者の態度と事件の状況に違和感を感じて捜査に乗り出す。捜査を続けていくにつれ、被疑者や証人(被疑者の友人達)の証言に不信感を募らせる久利生。だが担当事務官の雨宮は江上に誘われたK-1の観戦時間が迫り、牛丸部長は坂ノ上の圧力を受け、他の検事や事務官も久利生が担当する仕事を急遽分担することになり、誰もが久利生の捜査に苛立ちを隠せないでいた。そして何の手がかりも掴めない久利生は、最後に事件現場へと向う。;坂ノ上幹二 - 神山繁
:送検されてきた被疑者高井戸謙介の父に雇われた大物弁護士。日弁連副理事で鍋島次席検事の同輩。牛丸部長に事件を正当防衛で決着させるように圧力をかける。
:暴行致死で送検されてきた被疑者。父親は代議士。終始黙秘を続ける。
:高井戸謙介の遊び仲間。
第3話
江上と雨宮がいつものバーでいつものように噛み合わない会話をしていた時、突如背後で争いが起きる。別れ話のもつれから、男性が女性に食事用のナイフで切りかかったのである。翌日、その傷害事件の被疑者として宮川雅史が久利生の下に送検されてきた。そして被害者の証言に何か割り切れない物を感じた久利生は、捜査を開始する。徐々に明らかになる被害者の過去。異口同音に語られる巧妙な手口の数々。最も難しいとされる結婚詐欺の立件に二の足を踏む久利生に対し、「アーネスト・ホーストにビビッて、リングにも上がれない臆病者」と噛みつく雨宮。江上の手を離れたフランス大使館のパーティ招待状と共に、事件は意外な方向に進展していく。;島野紗江子 - 森口瑤子
:宮川雅史にナイフで切りつけられた被害者。料理研究家で「男性の為の料理教室」を主催している。当初は被害者として事情聴取されるが、過去に何度か結婚詐欺で告訴されていたことが判明。
:島野紗江子をナイフで切りつけ、傷害容疑で送検されてきた男。本籍北海道。
第4話
女子大生がストーカーに殺される事件が発生。担当の江上は雨宮を連れて被害者の司法解剖に立ち会い、怪我で入院している容疑者と面会する。そして凶器が発見されていない事や被疑者が病院に入院している事などから、警察の意向に逆らって逮捕を見合わせ、引き続き捜査続行を指示する。が、その夜、容疑者小山田は病院を脱走。江上は警察だけでなく、マスコミからも非難を浴びることになる。久利生の一言から真犯人の可能性を見出した城西支部の面々は、謹慎中の江上を救うため独自に捜査を開始。大手法律事務所から移籍話が舞い込んでいた芝山も、無銭飲食の事案を担当していた久利生も捜査に参加する。検察の独自捜査に反発を強める警察。慣れない捜査に四苦八苦する検事・事務官達。だが捜査の甲斐なく、小山田逮捕の一報が届く。誰もが諦める中、久利生は現場へと向かう。;壇原段 - 宇梶剛士
:警部補。ストーカー殺人事件を担当した刑事。自身が高卒であることから、一流大卒の検察官たちに対抗意識を燃やすものの、同じ事件を追っていく中で久利生と和解。久利生に負けず劣らず通販好き。
:無銭飲食で送検されてきた被疑者。彼が無銭飲食した焼肉店はストーカー殺人事件の犯行現場のすぐ近くで、犯行日時も同じ。最後に注文したデザートを食べておらず、料金は払うつもりでいたと無罪を主張するが、当日の所持金は飲食代には足りていない。
:ストーカー殺人容疑で警察に逮捕され、病院から逃走した男。
:秀二の姉。過熱するマスコミ報道に耐え切れず、ガスによる自殺を図る。
:一部上場企業のみを顧客とする大手法律事務所 K&S の所長。欠員の補充として、芝山に移籍を持ちかける。
第5話
検察庁内で起きた不倫騒動が格好の話題となる中、不倫の果てに妻を傷つけた夫が傷害容疑で送検されてきた。しかし夫は「包丁振り回したのは女房なんです」と容疑を否認。そして愛人は、男の容疑を認める証言を行う。愛人の証言に引っかかる物を感じた久利生は、彼女の本心を知るため南房総へと向かう。不倫話の最中に勢いで不倫宣言してしまった雨宮は、久利生と共に被疑者の愛人の住むホテルに赴き、成り行きで久利生と同じ部屋に泊まることになる。そのころ城西支部では、不倫が現在進行形の芝山が、遠藤に検察庁で起きた不倫騒動の情報を集めさせていた。部下の不倫宣言に動揺する牛丸部長、雨宮の身を案じる江上、芝山の動きに不快感を隠せない美鈴、そして江上に振り回される末次。様々な思いを背景に久利生と雨宮は一夜を共に過ごす。;川原朝美 - 桜井幸子
:矢口徹の愛人。傷害事件の目撃者として、矢口に不利な証言を行う。事件後、実家のある千葉県御宿町に戻り、家業のホテルを手伝っている。
:妻に対する傷害容疑で送検されてきた男。川原朝美の証言に困惑する。ブランド物を好む。
第6話
警官殺しの容疑者が送検されてきた日、雨宮はいつものバーで知り合った男に誘われてバー「Hungry Heart」を訪れる。が、突然の警察の強制捜査(賭博容疑)に巻き込まれ、警察署で不安な夜を過ごすことになる。同じころ警察に自首した被疑者は金で真犯人の身代わりになったとして、一転して容疑を否認。そして真犯人として金融業を営む男が翌日には送検されてきた。いつになく性急に捜査を進める警察。身内を殺された警察の勇み足を警戒する検察。アリバイを主張する被疑者。三者三様の思案を解きほぐすべく久利生は捜査を開始する。が、久利生に同行する雨宮は、長引いた取調べでの寝不足に加え、強制捜査のときに落とした「落し物」の心配で捜査に身が入らない。一方、雨宮が必死に探す「落し物」は憶測が憶測を呼び、周囲に波紋を広げて行く。そして警察の強制捜査の真の目的が明らかになったとき、雨宮は封鎖された「Hungry Heart」の前に到着していた。;太田川晋平 - 升毅
:殺人容疑で送検されてくる金貸しの男。事件当日のアリバイを主張し、久利生の取調べにも飄々とした態度で応じる。
:いつものバーで久利生が仲良くなった2人組のサラリーマンの1人。雨宮を「Hungry Heart」に連れて行き、雨宮が「パクられる」原因となる。
:警官殺しの容疑者として最初に警察に自首した被疑者。柔道4段。太田川から借金をしている。
:賭博容疑で「Hungry Heart」の強制捜査を指揮した刑事。実はこの時の強制捜査は、賭博以外に「ある犯罪」の捜査を目的としていた。雨宮が執拗に探す「落し物」が何なのかと怪しむ。
第7話
遠藤、末次は検事の人使いの荒さや事務官の仕事に不満を漏らし、雨宮は副検事になるための内部試験を受けようと熱意に燃える。そんな折雨宮が掛け持ちしていた久利生の担当事務官として、新たに正木事務官が異動してきた。遠藤、末次はいつものバーで正木に仕事の愚痴を話すと、正木は「事務官の仕事にやりがいはない」と即答し、事務官を辞めクレープ屋を開く予定だと話す。遠藤、末次はそんな正木に同調するようになる。一方久利生は大手貿易会社の専務が被疑者となった痴漢事件を担当していた。容疑を徹底して否認し、被害者の女性社員を解雇した被疑者。被害者の過去を調べ、圧力をかける顧問弁護士。口を固く閉ざす会社関係者。そんな不利な状況を打開するため、久利生と雨宮は会社関係者からの事情聴取を試みる……;正木晋太郎 - 金田明夫
:城西支部に異動してきた事務官。過去の出来事から事務官は検事に尽くして終わりと割り切っている。事務官を辞職して、クレープ屋を開業することを計画中である。
:電車内での痴漢容疑で送検されてきた会社専務。容疑を一貫して否認する。
:綿貫の会社の顧問弁護士。告訴を取り下げさせようと、被害者の知られたくない過去を持ち出してくる。
:電車内で痴漢にあった綿貫の会社の女性社員。婚約者に応援されて、この痴漢事件を闘おうとするものの、彼女には婚約者に知られたくない過去があった。
:綿貫専務の運転手。綿貫の命令で、当初は痴漢事件に関して一切の口を閉ざす。
:綿貫の秘書。松原同様、当初は痴漢事件については一切語ろうとしなかった。
:検事室での取調べ中に感情的になって芝山に殴りかかったところ、横からとっさに飛び出してきた遠藤を殴ってしまう。
第8話
痴漢事件の裁判でマスコミ注目の美人弁護士巽江里子が中村検事を論破したことが城西支部で話題となる中、医療過誤事件が送検されてきた。専門知識が必要な上、情報を握る病院側の妨害が予想される誰もが嫌がる事案で、当然のごとく担当になったのは久利生。そして病院が雇ったのは、久利生とは司法修習の同期で友人だった話題の巽江里子。警察での自供から一転、容疑を全面否認する被疑者。手術ミスの証言を土壇場で撤回する証人。巽江里子の容赦ない攻勢に、久利生は反撃の糸口を求め捜査を続ける。;巽江里子 - 飯島直子
:弁護士。久利生とは司法修習同期。もともとは検事志望であったが、久利生が検事志望であったため弁護士となる。マスコミが興味を示す裁判はどんな手を使ってでも勝ちにいく、売れっ子弁護士。医療過誤を巡り久利生と法廷で争う。
:田所病院の理事長。本間医師による手術ミスを隠蔽するため、巽江里子に弁護を依頼する。
:田所病院の院長。
:田所病院の元准看護師。ミスが疑われる手術の直後に田所病院を辞め、別の病院に勤務しながら正看護師を目指している。
:田所病院の医師。医療過誤による業務上過失致死容疑で送検されてくる。警察では手術ミスを認める供述をしたが、久利生の聴取に対しては一転、無実を主張し始める。
:小さな喫茶店を経営。経営はうまくいっておらず、多額の借金がある。
:田所病院で手術を受けた後、容態が急変して死亡した男性の妻。
:入院患者。足が悪い。
第9話
通勤途中の雨宮が不可解な事故に遭遇したある日、東京地検城西支部にピザの宅配を装った暴漢が侵入し、煙幕を焚き手当たり次第に備品を破壊して逃走するといった襲撃事件が勃発する。予想もしていなかった事態にパニックに陥った検事・事務官からまともな証言が得られず、難航する捜査。国家権力に対するテロなのか、特定の検事に対する遺恨、はたまた単なる愉快犯?等の憶測が飛び交う中、過去の被疑者による仕返しに怯え、難航する捜査に苛立ちを隠さない検事・事務官。疑心暗鬼の中、バッグに爆弾を仕掛けられた雨宮は、身の危険を感じて久利生の部屋に泊まることに……;高梨輝一郎 - 高橋克実
:城西支部襲撃事件を担当する刑事。直接の被害者である検事や事務官の「要領を得ない証言」や「反抗的な態度」により、捜査は難航する。
:業務上横領の罪で有罪判決を受け、現在執行猶予中の女。
:33歳フリーター。城西支部襲撃事件の犯人。街中にスプレーで落書きもしていた。
第10話
久利生の下に人気キャスター暴行事件の被疑者が送検されてきた。しかし警察での自白を一転して否定、久利生は捜査を開始する。古田を犯人だと主張する被害者榎本は犯人の顔を見ておらず、久利生は証拠不十分として不起訴を決断する。納得できない榎本は検察審議会に提訴し、更に検察や久利生個人への非難を繰り広げる。そんな中、再度榎本が帰宅途中に暴漢に襲われる。脅迫状の指紋や榎本が襲われた時に見た腕の傷から、警察も古田以外の真犯人の存在に気付くが、面子を保つため古田への追求の手は緩めず、マスコミによる検察=久利生バッシングが激しさを増す中、警察に怯えた古田は最悪の結末を選択してしまった。;榎本由起 - 羽田美智子
:ニュース番組のキャスター。美人で辛辣なコメントにより人気を博す。帰宅途中に何者かに襲われ、犯人は古田だと主張する。古田を不起訴にした久利生や検察をマスコミを使って批判するが、二回目に襲われた時に古田ではないことに気づき、最後は自責の念から番組を降板する。
:刑事。不起訴となって釈放された古田が犯人ではないと気づいた後も、警察の面子を保つ為に古田を追いつめる。更に久利生の過去の逮捕歴をマスコミにリークする。
:刑事。矢口とペアで行動。古田が真犯人ではないと気が付いたものの、矢口に黙っているよう指示され従う。
:キャスター榎本由起暴行事件の容疑者。気が弱く、警察の取調べでは容疑を認めてしまったが、久利生の取調べでは意を決して否認する。不起訴で釈放されたものの、再び起きた榎本由起への暴行事件の犯人として警察に追われる。
最終回
榎本由起暴行事件での非難報道の波紋は大きく、検察上層部は久利生に非がないことを認めつつも、石垣島への異動を決定する。そのころ久利生はサッカースタジアムの警備員殺しの事件を担当していた。その捜査の中被害者の息子・良太と出会う。被疑者が完全黙秘を続ける中で、突如東京地検特捜部が警備員殺しの被疑者を取り調べるため城西支部に乗り込んでくる。目的を隠したまま取り調べを始める特捜の検事達、検事・事務官を引っ掻き回す良太。そんな中、特捜検事の言葉から久利生の異動を知った城西支部の面々は、一致団結して各々のやり方で調査を進めていく。やがてこの事件の背後に、大物政治家と建設業者の黒い関係が浮かび上がる。;咲坂良太 - 今野雅人
:今回の事件で桐山に殺害された被害者の息子。久利生になついて城西支部を訪れるものの、他の検事・事務官が気にしていることや苛立つ言動しかしないひねくれ少年。親切な言動を行っても、「子ども扱いすんな!」と反抗する。
:東京地検特捜部の検事。城島検事とともに城西支部を訪れ、殺人事件で久利生の取り調べを受けていた桐山を、別の容疑で聴取し始める。
:東京地検特捜部の検事。芝山検事の学生時代の友人。意識的なのか無意識的なのか、特捜部に所属する自分の自慢話が目立つ。嘘をつくときに特徴的な癖がある。
:民自党国会議員。民自党のニューリーダーと目される若手有力議員。
:諸星敬介の秘書。資格多数保有。
:久利生の石垣支部異動後、城西支部に来た検事。
:咲坂良太の父を殺害したタケマ建設の総務部長。しかし総務部長としての勤務実態はなく、被害者の咲坂との接点も無く、取り調べには終始黙秘を続ける。
:久利生の処分を鍋島、牛丸両検事に伝えた。
:殺人事件のあった競技場近くの喫茶店マスター。当日、貴賓席にコーヒーの出前を届ける。
:米屋『さきさか米店』を営む。3人の子供がいる。
:今回の事件の被害者で故人。警備員になる前から職を転々をしており、いい加減でルーズな性格から何処でも同僚の評判は良くない。ただ恨みを買うほどの人付き合いも無かった。